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パプリカチキンハンガリー定番の家庭料理の1つ。パンにもご飯にも合う、煮込み料理です。
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- 調理時間
- 60分
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- 合う主食
- パン、米
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- 油っこさ
- こってり
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- シーン
- 昼食、夕食
材料
材料(約3人分) | 分量 |
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鶏肉 | 300g※1 |
玉ねぎ 大 | 1個 |
ピーマン | 2個※2 |
トマト 中 | 1個※3 | にんにく | 2片 |
パプリカパウダー | 小さじ2 |
サワークリーム | 100~150cc※4 |
小麦粉 | 大さじ1 |
塩、こしょう | 適量 |
(あれば)ローリエ | 1枚 |
使用されている商品
- パプリカパウダー75g
- ヨーロッパではパプリカ原産国で有名な、ハンガリー産のパプリカパウダーです。
作り方
- 玉ねぎは粗みじんに、ピーマンはひと口大に、トマトは1センチ角に切る(トマト缶の場合は木べら等でつぶす)。にんにくは包丁の背でつぶしたあと、半分に切る。
- サラダ油(分量外)を鍋に熱し、玉ねぎを入れ、中火ですきとおるまで炒め、塩、こしょうをふる。
- 鍋を火からおろし、パプリカパウダーをふり入れて全体になじむように混ぜる。水(分量外)100cc程度を入れ、軽く混ぜて再び火にかける。
- 沸騰して少し水分が飛んだら、鶏肉を入れて混ぜる。鶏肉の表面の色が変わったら、ピーマンとトマト、にんにくを入れ、材料がかぶるぐらいの水(分量外)を注ぎ入れる。(あればローリエも入れる)
- 沸騰したら弱火にし、アクをとる。そのまま弱火で30~40分、肉に火が通るまでゆっくり煮込む。
- サワークリーム(または水切りしたヨーグルト)に小麦粉を入れ、スプーンでよく混ぜる。⑤に入れて混ぜ、しっかり沸騰させてから火を止める(焦げ付きに注意)。
- 深皿に盛りつけ、ノケドリ、またはご飯やポテトと一緒にお召し上がりください。
※パプリカパウダーは焦げやすく、焦げると苦みが出るので、一度火からおろして材料と混ぜ、少量の水を加えて馴染ませてから再加熱するのがポイントです。
パプリカチキンについて
ハンガリーの代表的な家庭料理の1つ、パプリカチキン。
ハンガリー料理に欠かせないパプリカパウダー、サワークリーム、そして野菜のパプリカが入った「これぞハンガリーの食卓」という煮込みメニューです。
家庭では大きな鍋でたくさん作り、大人も子供も大好きな煮込み料理・・・イメージとしては日本の家庭のカレーやクリームシチューのような感じでしょうか。また山もりのノケドリというハンガリー風手作りパスタ(すいとんのようなもの)と一緒にいただくのが一般的。その他にも、風味づけしたお米や、フライドポテトを付け合わせにすることも多いです。
作り方は簡単!そしてとっても美味しい!ぜひ試してもらいたいメニューです。
※1・・・手羽元、なければ手羽先をご使用ください。骨付きモモ肉でも代用は可能です。
※2・・・日本で売られているパプリカは、ハンガリーのパプリカと比べて甘く肉厚で、パプリカ特有の風味も弱いため、どちらかというとピーマンで代用する方が近い味になると思います。(コストも安く済みます。)
※3・・・トマト缶も代用可能です。その場合は、トマト1個分ご使用ください。
※4・・・サワークリームは、日本では売っている場所も限られ、高価でしかも高カロリーです。より使いやすいものとしておススメは、プレーンヨーグルト。受け皿にザルを置いてふきんを敷き、プレーンヨーグルト200ccを入れて、冷蔵庫で数時間置くと、しっかり水切りできます。脂肪分も抑えられる上、ハンガリーで売られている低脂肪のサワークリームにとても似た味と食感になります。